婚活を成功に導く信頼関係の築き方!4つのスキルを徹底解説
update:2024/11/18
「いつもなかなか打ち解けられず交際終了になってしまう」「お見合いで話が弾まなかった」とお悩みではありませんか?
出会ったばかりで信頼関係を築けていないと、本音で話をすることは難しいですよね。
婚活で出会った相手とは、短期間で交際の継続や結婚を見極める必要があるので、信頼関係が築けない相手では関係を先に進めるのはさらに難しいでしょう。
そこで今回は、信頼関係を築くラポール形成の重要性やラポール形成の方法についてご紹介します。
ラポール形成のテクニックだけではなく、重要な要素についても解説するので、この記事を読めばすぐに実践できるでしょう。
目次
ラポール形成=信頼関係?ラポール形成の重要性
一般的には心が通じ合い、お互いに安心感を持ち警戒心がなくリラックスして話し合える信頼関係ができている状態の事。
婚活にラポール形成を活用するメリットは、相手の警戒心や不信感を取り除き、自分も相手もリラックスした状態で話ができる点にあります。伝えたいことを本音で話し合える関係が築けるので、短期間で出会いから結婚までを過ごす婚活において非常に有効です。
婚活で相手との間にラポールを形成することは、成婚への第一歩と言えるでしょう。
ラポール形成のために重要な2つの要素
ラポール形成において、以下の2つは非常に重要な要素です。
- 傾聴すること
- 共通点を見つけること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
傾聴すること
傾聴とは、相手の話に丁寧に耳を傾け、相手に対して肯定的な関心を寄せながら共感的理解を示すコミュニケーション技法を指します。
ただ話を聞くだけでなく、目・耳・心を傾けて真摯に話を聴くことが重要です。
ラポール形成に欠かせない、相手を尊重、肯定したり共感したりする姿勢を示すことができます。
話の続きを促したり、要点を確認したりするのも傾聴のひとつ。
相手が話したいことや伝えたいことを受け止め、共感的な態度で理解に務めるように聴きましょう。
男女関係でも、自分の話をしっかりと聴いてくれる相手には惹かれるもの。
「理解されている」「共感してくれている」と感じることで、信頼関係が構築されます。
共通点を見つける
初対面の相手でも、共通点が見つかると一気に打ち解けるという経験をしたことはありませんか?
知らない相手には多少の警戒心を持ちますが、自分と同じ経験や感覚を持っているというだけで親近感がわきます。
- 出身地
- 学校
- 部活
- 家族構成
- 趣味
- 仕事
上記のような共通点が発覚すると話が盛り上がり、打ち解けやすいでしょう。
特にパーソナルな部分で共通点が見つかると距離が縮まりやすくなります。
初対面で共通点を見つけるためには、相手のPR文をしっかり確認しておきましょう。
好きな漫画やアニメ、映画のことが書かれていたら少しでも良いので読んだり観たりしてからお見合いに臨むのがおすすめ。
相手との共通点を見つけて、距離が縮まりやすい状態を作ることで信頼関係を構築していきましょう。
すぐに実践できる!信頼関係を築くための4つの心理学手法
上手にラポール形成をするための、以下の4つのテクニックをご紹介します。
- ペーシング
- ミラーリング
- キャリブレーション
- バックトラッキング
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.ペーシング
ペーシングは、話し方や状態、呼吸のリズムなど様々なポイントを相手のペースに合わせることです。
セラピストやカウンセラーも利用する、コミュニケーションの基本スキル。対面の相手にだけでなく、LINEや電話でも応用できます。
まずは以下のポイントを合わせられるように意識してみましょう。
- 相槌やうなづきな頻度
- 瞬き
- 声の大きさやトーン
- 話すスピード
- 歩くスピードや歩幅
人は自分と共通点がある相手に対して、無意識に共感を抱きます。
ペーシングで「私とあなたは似ていますよ」とサインを送ることによって安心感を与えることが可能に。
短時間でも相手の警戒心を解くことができるので、1時間前後の短いお見合いでも親近感や信頼感を得ることができます。
2.ミラーリング
ミラーリングは、相手の姿勢や仕草などの視覚動作を鏡のように真似することです。
相手に遅れて同じ動作を取ることで共通点があると感じさせ、警戒心を取り払って安心感や親近感を抱かせることできます。
- 飲み物を飲む
- 足を組む
- 顔に手を添える
- 髪を触る
相手が上記のような動作をしたら、同じように動いてみてください。
ミラーリングはやり過ぎて相手に気付かれてしまうと過剰な自己アピールとなり、不快に感じさせてしまうこともあります。気付かれない程度に真似するようにしましょう。
3.キャリブレーション
キャリブレーションは非言語的な情報から、相手の感情を読み取ることです。
非言語的な情報とは、表情や姿勢、声のトーンが主とされています。
例えば、交際相手が作り笑顔で「大丈夫」と言っていたら、「何かあったんだな」とすぐに気づくでしょう。
このように相手の発する言葉だけではなく、その他の情報をよく観察して相手の心理状態を理解するテクニックです。本音と建て前を見抜くスキルとも言えます。
婚活で、交際相手が将来に対して何か不安を感じている場合でも、キャリブレーションを応用すれば先回りして不安を解消することもできそうですよね。
4.バックトラッキング
バックトラッキングは直訳すると「オウム返し」という意味で、相手の発した言葉を繰り返すことです。
無理に会話が弾むように頑張らなくても、自然と会話が膨らむので、お見合いやデートで緊張してしまう方にもおすすめ。
相手の使った言葉をなるべくそのまま使うと効果的ですが、やり過ぎると不自然になるので気を付けましょう。
バックトラッキングには主に以下の3つの方法があります。
- 相手の話した事実を繰り返す
- 相手の話した感情を繰り返す
- 相手の話を要約して繰り返す
それぞれ例を挙げて確認していきましょう。
1.相手の話した事実を繰り返す
相手が話した事実を反復することで「あなたの話をしっかり聞いているよ」というサインを送ることができます。
【例】
「この前〇〇の映画を観たんですよ」
「〇〇観たんですね。どうでしたか?」
繰り返した事実に対して、話の続きを促す言葉を添えると好印象です。
自然と会話が続くようになるので取り入れてみましょう。
2.相手の話した感情を繰り返す
相手が話した感情を繰り返すことで「理解されている」と相手に感じさせることができます。
【例】
「今日〇〇なことがあって、すごくうれしかった。」
「それは嬉しいね!良かったね。」
感情のバックトラッキングは、その感情に合った表情や声のトーンを意識するようにしましょう。
例えば「悲しい」と言いながら笑顔で明るい声で話してしまうと、相手は馬鹿にされているように感じてしまいます。
3.相手の話を要約して繰り返す
相手の話が長いとき、話の全容を要約して繰り返すことで「話を聴いている」ということを伝えることができます。
この時、相手の発したキーワードとなる単語を取り入れましょう。
相手の話を要約すると、悩みや問題が整理されるので相手からの評価が高くなります。
バックトラッキングによって肯定された気持ちになるので、安心感や信頼感を与えることも可能です。
まとめ
以上、婚活におけるラポール形成の重要性や信頼関係を築くために必要な要素、テクニックについてご紹介しました。
どんな相手でも、信頼関係がなければ結婚までご縁を繋ぐことはできません。
ラポール形成をすることが成婚への近道です。
相手の話を傾聴する・共通点を見つけることを意識したうえで、ご紹介したテクニックを使えるようになれば、短時間で距離を縮めることができます。
この記事を参考に、素敵な相手と信頼関係を築いてくださいね。